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減築費用の相場は?種類別・工事内容別に完全解説

(更新日: 2026年6月15日)

札幌市の皆様、こんにちは。札幌市の解体業者の雄志総業です。
減築とは、建物の一部を解体して床面積を小さくするリフォームのことです。
子どもの独立や老後の暮らしやすさを考えて、コンパクトな住まいを求める方が増えています。

本記事では、減築の種類ごとの費用相場から補助金・デメリット・注意点まで詳しく解説します。

減築とは

「減築」とは、既存の建物の一部を解体・撤去し、床面積を減らすリフォームのことです。
「増築」の対義語として使われており、2階建てを平屋にする、使わない部屋を撤去する、一部を取り壊して駐車スペースをつくるといった工事が代表的です。

特に、お子さまが自立されて子供部屋が不要になった方や、階段の昇り降りが負担になってきた高齢者世帯の方が検討されるケースが多くあります。
ライフスタイルの変化に合わせて、自宅をコンパクトに作り変えたいという方に選ばれています。

減築と一般的なリフォームの違い

通常のリフォームは、既存の建物の範囲内で内装や設備を更新する工事です。
床面積は変わらないため、工事規模も比較的小さく済みます。

一方、減築は建物の構造体そのものを取り壊すため、屋根や外壁の大規模な補修が伴います。
費用も一般リフォームと比べて高くなる傾向がある点を、あらかじめ把握しておきましょう。

減築と建て替えの違い

建て替えは既存の建物を全棟解体して新築する工事です。
費用は一般に2,000万円以上かかることが多く、減築よりも高額です。

減築であれば既存の建物の良い部分を活かしながら、必要な箇所だけを撤去できます。
費用を大幅に抑えながら住環境を改善できる点が、建て替えと比較した際の大きなメリットです。

【種類別】減築工事の費用相場

減築には工事の規模・方法によって複数の種類があります。
それぞれ費用の目安が異なるため、自分の状況に合ったプランを把握しておきましょう。

以下に代表的な6つのパターンと費用相場(2026年5月時点)をご紹介します。

種類 1㎡あたりの費用目安 工事総額の目安
2階建てを平屋にする 10万〜15万円 300万〜1,500万円
2階の一部を撤去する 10万〜15万円 100万〜400万円
1階の一部を撤去する 10万〜15万円 100万〜300万円
吹き抜けにする 約10万円 60万〜150万円
平屋の一部を撤去する 3.5万〜7万円 100万〜250万円
離れ・別棟を撤去する 3.5万〜7万円 80万〜250万円

※上記は解体工事費と屋根・外壁補修費を含む目安です。
建物の構造・劣化状況・地域によって変動します。

関連記事:札幌市で解体工事の見積もりを検討中の方必見!見積もり完全ガイド

2階建てを平屋にする減築

2階部分をすべて撤去して平屋に変える、人気の高い減築方法のひとつです。
2階撤去後の屋根設置工事が必要なため、他の方法より費用は高めになります。

費用目安は1㎡あたり10万〜15万円で、2階建て40坪(2階部分20坪)なら500万〜800万円程度です。
工事期間は2〜3ヵ月が一般的な目安です。
高齢者世帯のバリアフリー化や耐震性向上を目的に選ばれます。

2階の一部を撤去する減築

2階にある部屋の一部だけを取り壊す「部分減築」です。
2階全体を撤去するよりも工事面積が小さいため、費用を抑えられます。

1〜2部屋分の減築であれば、解体費と外壁・屋根補修費を合わせて100万〜400万円程度が目安です。
撤去した部分はバルコニーや広いテラスとして活用するケースも見られます。

1階の一部を撤去する減築

1階の部屋の一部を取り壊して庭や駐車スペースに変えるケースです。
撤去後の外壁補修や防水処理が必要になります。
駐車スペース1台分(約15㎡)の場合、150万〜300万円程度が目安です。
敷地内の駐車場を増設したいケースや、庭を広げてガーデニングを楽しみたい方に選ばれています。

吹き抜けにする減築

2階の床の一部を撤去し、1階と2階をつなぐ吹き抜け空間をつくる方法です。
開放感が生まれ、採光・通風の改善にも有効です。

費用は1㎡あたり約10万円が目安で、吹き抜け面積6〜15㎡の場合、60万〜150万円程度になります。
費用対効果が高い減築方法として、リビングの採光改善や雰囲気を変えたい方に人気があります。

平屋の一部・離れを撤去する減築

使用していない離れや平屋の一部を撤去するケースです。
撤去後の土地を駐車場や庭として有効活用するケースが多いのが実情です。

費用は解体する部分の構造や劣化状況によって異なります。
1階のみの解体となるため、2階建ての減築と比べて費用は比較的低くなる傾向があります。
目安としては、6〜10坪の離れであれば100万〜250万円程度です。

関連記事:老朽化とは?建物が劣化する原因・リスクと対処法をわかりやすく解説

減築のメリット

減築にはコスト面のデメリットもある一方、暮らしの質を改善するメリットが多くあります。
主なメリットを4点ご紹介します。

固定資産税・メンテナンス費用の削減

固定資産税は建物の延べ床面積をもとに算出する仕組みです。
減築によって床面積が減れば、固定資産税の軽減が期待できます。

建物が小さくなることで外壁塗装や屋根の葺き替えといった定期的なメンテナンスにかかる費用も抑えられます。
将来的な維持コストを長期的に下げられるため、老後の生活設計においても大きなメリットです。

光熱費の削減

広い家は冷暖房の効きが悪く、電気代がかかりやすいものです。
減築によって居住面積をコンパクトにすれば、冷暖房の効率が上がり、光熱費の削減につながります。

特に北海道など寒冷地では、暖房費の節約効果が大きく、減築のメリットとして実感されやすいです。
撤去した部分の日当たりや風通しが改善されることで、冷暖房の使用頻度が減る場合もあります。

耐震性・バリアフリーの向上

2階部分を減築すると、建物全体の重量が減り、地震時の揺れが小さくなります。
耐震性能の向上が期待できるため、築年数の古い建物にとっては特に重要なメリットです。

2階への行き来が不要になることで、転倒・転落のリスクが低下します。
高齢者や体の不自由な方にとっては、バリアフリー化の観点からも減築は有効な選択肢です。

防犯性の向上

使われていない部屋は、空き巣に狙われやすい侵入経路になりやすいです。
特に2階の窓は外部からの侵入口になるリスクがあります。

減築によってそうした無防備な空間をなくすことで、防犯性を高められます。
出入りのない部屋を撤去することは、セキュリティ面での安心感にも直結するでしょう。

減築のデメリットと注意点

減築には多くのメリットがある一方、事前に知っておくべきデメリットや注意点も存在します。
計画段階でしっかり把握しておくことで、後悔のない工事につながります。

ここでは、減築の前に知っておくべきデメリットや注意点を確認していきましょう。

工事費用が高額になりやすい

減築は「一部を壊すだけ」と思われがちですが、解体後の屋根設置・外壁補修・内装工事も含まれます。
そのため、工事総額は想定よりも高くなることがあります。

解体時のアスベスト発見時は、有資格業者による除去工事が別途欠かせません。
2006年以前の住宅に多く使われている建材です。

雨漏りリスクと登記申請の手間

減築後の屋根や外壁の処理が不十分だと、雨漏りが発生するリスクがあります。
施工後の防水処理をしっかり行ってくれる、信頼できる業者を選ぶことが大切です。

また、減築によって床面積が変わると、建物の登記を変更する申請(表題変更登記)が必要になります。
司法書士や土地家屋調査士への依頼費用として、5万〜15万円程度かかる点も覚えておきましょう。

仮住まいが必要な場合もある

工事の規模が大きい場合(2階全体の減築など)は、工事期間中に仮住まいが必要になることがあります。
工事期間は規模によって異なりますが、1〜3ヵ月程度が目安です。
仮住まいの家賃や引越し費用も含めた総コストで計画を立てることが大切です。

減築で活用できる補助金・減税制度

減築の費用負担を軽減するために、利用できる補助金や減税制度があります。
うまく活用することで、工事費用を大幅に抑えられる場合があります。
以下で詳しく見ていきましょう。

省エネリフォームの補助金

減築と同時に断熱材・高性能窓・高効率給湯器などを導入する場合、省エネリフォーム補助金を活用できます。
2026年度は「みらいエコ住宅2026事業」など、要件を満たすリフォームに補助金が出ます。

ただし補助対象は省エネ改修工事のみで、解体工事費は対象外です。
減築と省エネリフォームの組み合わせは、トータルコスト削減に有効です。

耐震リフォームの補助金

減築によって耐震性能を向上させる場合、自治体の耐震リフォーム補助金の対象になることがあります。
補助の内容は自治体によって異なりますが、工事費の2分の1(上限100万円程度)が補助される制度を設けている地域もあります。

お住まいの自治体の窓口、または担当部署に確認してみましょう。

住宅ローン減税(リフォーム促進税制)

耐震・バリアフリー・省エネリフォームには「リフォーム促進税制」が利用できます。
2026年5月時点で対象工事費の10%(上限:耐震・省エネ・三世代同居62.5万円、バリアフリー60万円)が控除される仕組みです。
適用期限は令和10年12月31日までで、減築と組み合わせて活用可能です。
詳細は公式情報・税理士へご確認ください。

減築工事における建築確認申請

減築のみを行う場合は、建築確認申請が不要なケースがほとんどです。
増築を伴う場合や「既存不適格建築物」の場合は、申請が必要となることもあります。
建築士や自治体への事前確認をおすすめします。

減築を成功させるポイント

費用面でも品質面でも満足できる減築を実現するために、以下のポイントを押さえておきましょう。

解体工事の専門業者に相談する

減築は建物の一部解体を伴うため、解体実績が豊富な業者に依頼しましょう。
特に積雪地域では雪荷重を考慮した屋根設計や、地域特性を理解した業者選びが重要です。

アスベスト発見時は有資格業者による除去が義務付けられているため、対応経験のある業者を確認しておきましょう。

複数社から見積もりを取る

減築費用は業者によって大きく異なるものです。
ハウスメーカー経由では中間マージンが発生するため、費用が割高になりがちです。

解体業者へ直接依頼する「分離発注」を活用すれば、中間マージンを省いたコストの削減につながります。
少なくとも3社以上から見積もりを取り、工事内容と価格を比較することをおすすめします。

減築費用に関するよくある質問

減築工事を検討する際によくある質問にお答えします。

減築工事の補助金はいつ申請すれば良いですか?

補助金の申請は、原則として工事の契約・着工前に行う必要があります。
国の制度では登録事業者を通じて事前申請するのが一般的です。

アスベスト調査の費用相場はどれくらいですか?

事前調査の費用は、戸建て住宅の場合で5万〜15万円程度が目安です。
アスベスト含有が判明すると、除去工事に追加で数十万円〜数百万円かかる場合もあります。

分離発注を活用する際のリスクや注意点はありますか?

分離発注は中間マージンを省ける一方で、業者間の連携をご自身で取りまとめる必要があります。

北海道・寒冷地で減築する際に気をつけることは何ですか?

札幌など積雪地では、雪荷重を考慮した屋根設計と断熱性能の維持が大切です。

まとめ

減築は、使わない空間を減らして暮らしやすくするリフォームの方法です。
費用は1㎡あたり10万〜15万円が目安で、工事の種類や規模によって大きく変わります。
固定資産税・光熱費の削減や耐震性・バリアフリーの向上など、多くのメリットがあります。

一方で、工事費用やアスベスト・登記申請の手間にも注意が必要です。
減築を検討されている方は、まず解体工事の専門業者に相談することから始めましょう。

札幌市で解体工事を専門に手がける株式会社雄志総業では、減築に伴う解体工事のご相談を承っています。
地域密着の自社施工でアスベスト調査・除去から解体まで一括対応しています。

まずはお気軽に株式会社雄志総業のトップページからお問い合わせください。

【記事監修】

藤本 大志(ふじもと たいし)
株式会社雄志総業 代表取締役

■経歴

平成23年(2011年)に創業。
平成26年(2014年)に法人化(株式会社雄志総業を設立)
札幌市を中心に地域密着で15年以上、一般家屋からビルまでの解体工事、アスベスト除去、仮設足場工事、冬期の除排雪など、総合建設業の第一線で現場を指揮。

「業界で最もクリーンで、最も信頼される解体業者」を目指し、徹底した法令順守、クリーンな廃棄物処理、そして不透明な費用の撤廃に全社を挙げて取り組んでいる。

■保有資格
  • 解体工事施工技士
  • 一般建築物石綿事前調査者
  • 工作物石綿事前調査者
  • 産業廃棄物管理責任者
  • 特別管理産業廃棄物管理責任者
  • 技能実習責任者
■監修者メッセージ

解体工事は、施主様の思い出が詰まった建物を壊すだけでなく、新しい未来へ繋ぐ大切な第一歩です。
だからこそ、手続きや費用、近隣対策にいたるまで、一切の濁りがない「最もクリーンな解体業者」でありたいと考えています。
アスベスト対策や産廃処理など、見えない部分こそ徹底的に。
札幌の皆さまに「雄志総業に頼んで本当に良かった」と心から安心していただけるよう、本コラムを通じて、業者の選び方やトラブルを防ぐノウハウを誠実にお伝えしてまいります。

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