札幌、江別、北広島、千歳、恵庭の皆さん、こんにちは! 解体工事専門店 雄志総業です。
「工事で発生するコンクリートやアスファルトの破片(ガラ)は、どう処理されるの?」と疑問をお持ちの方も多いので解体でお願いします。
建物や道路の解体後に発生するコンクリートガラやアスファルトガラはリサイクルされ、新しい建材や道路材料として再利用されています。
この記事では、コンクリートガラやアスファルトガラのリサイクル方法、用途、建設リサイクル法との関係、最新のリサイクル動向について詳しく解説します。
札幌市、江別市、北広島市、千歳市、恵庭市で解体工事を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください!
コンクリートガラ・アスファルトガラのリサイクル利用方法と用途とは?
建物や道路の解体時に発生するコンクリートガラやファルアストガラは、そのまま廃棄されるのではなく、リサイクルされて再利用されることが一般的です。
1.コンクリートガラのリサイクル方法と用途
コンクリートガラは、専用の破砕機で細かく砕かれ、再生砕石(RC材)として利用されます。
再生砕石は、新しいコンクリートの原料や道路の盤路材(基礎部分)として使用されるため、環境負荷の軽減につながる重要なリサイクル資源です。
✅主な用途
- 道路の路盤材(舗装の基礎)
- コンクリートの骨材(新たなコンクリートの原料)
- 埋め戻し材(土地造成や基礎工事の埋め戻し)
2.アスファルトガラのリサイクル方法と用途
アスファルトガラは、加熱・破砕することで「再生アスファルト」として再利用されます。
リサイクルされたアスファルトは、新たな舗装工事に使用されるため、道路整備のコスト削減や資源の有効活用に貢献します。
✅主な用途
- 新しい道路のアスファルト合材
- 駐車場や歩道の舗装材
- 埋め戻し材としての活用
コンクリートガラとアスファルトガラと建設リサイクル法関係とは?
コンクリートやアスファルトは「リサイクル建設法」によってリサイクルが義務付けられています。
1.建設リサイクル法とは?
リサイクル建設法(正式名称:建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律)は、建設現場で発生する資材のリサイクルを促進し、廃棄物の適正処理を行うための法律です。
この法律により、解体工事の際に発生するコンクリートやアストは、適切に分別し、リサイクルすることが義務付けられています。
2.建設リサイクル法が適用される工事
リサイクル建設法は、以下の工事に適用されます。
✅対象工事
- 建築物の解体工事(床面積80㎡以上)
- 建築物の新築・改築工事(床面積500㎡以上)
- 土木工事(請負金額250万円以上)
✅対象となるリサイクル資材
- コンクリート
- アスファルト
- 木材
- 金属類
解体業者は、リサイクルが義務付けられた資材を適切に処理することが求められるため、工事前に「再資源化計画書」を提案し、処理方法を明確にする必要があります。
リサイクルについての取り組み
特に、札幌市をはじめとする北海道内では、環境負荷を軽減するためにリサイクル技術の開発が進んでいるのが特徴です。
1.北海道におけるリサイクルの取り組み
北海道では、解体材の再利用を推進するため、以下のような取り組みが進められています。
✅コンクリートガラの高品質リサイクル
最新技術を活用し、新築住宅や大型建築物のコンクリート材料として再利用する研究が進められています。
✅アスファルトガラの完全再利用
札幌市では、廃棄されたアスファルトを100%再利用し、新たな道路舗装に活用する試みが増えています。
✅解体現場での分別強化
リサイクル率を高めるために、解体現場で資材を細かく分別し、再利用効率を高める取り組みが推進されています。
2.今後の展望
今後、政府の環境政策の強化により、建設廃材のリサイクル率が向上されることがさらに求められることが予想されます
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